コギト・ブログ

2020.01.22 メンタルヘルスの焦点づけ…講演・社員研修

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講演や社員研修でお声掛けをいただき、メンタルヘルスのお話をすることがあります。

一人一人のカウンセリングの場合は、その人に応じた焦点づけがありますが、多くの方を対象にする場合、その焦点をどこにおくのか、いつも綿密に打ち合わせをして、内容を練っていきます。

私的には大きく3つのパターンがあるかなと思っています。

一つは、「マイナス」のメンタルヘルスを「ゼロ(健常)」に戻すと言う焦点づけ。
多くの場合、「マイナス」のメンタルヘルスの状態(例えばうつ状態)やその原因のご説明からはじめて、それを「ゼロ(健常)」に戻す方策を、主に私の場合は神経心理学研究で明らかになっている知見や脳機能などと関連付けて、お話をしていきます。
場合によっては、メンタルヘルスがマイナスの時の経済効率の低下にもデータを交えてお話しすることもあります。

二つ目はメンタルヘルスの「ゼロ(健常)」の状態の維持についての焦点づけ。
日々の習慣や意識づけがどれほど重要かということを、これも脳科学や神経心理学研究の知見をあげて、いわゆるエビデンス(証拠)を説明しながら理解していただくことを趣旨とします。
この二つ目は、予防を促進するといった目的も含みますし、主催者様の要望に応じて方向付けをアンチエイジング(というか、私はより良い老化という意味でサクセスフル・エイジングという言葉をよく使いますが)に向けるときもあります。

三つめはメンタルヘルスの「ゼロ(健常)」の状態をさらに「プラス」の状態に向ける焦点づけ。
これは私は脳科学の知見と関連付けてお話をすることが多く、今、特にアメリカで大変注目されている分野です。
というか、日本が遅れを取っているともいわれていて、ニューロイノベーションといった言葉で表現されることもあります。
よくある脳機能から説明して気持ちのテンションを上げるということだけでなく、よりよい対人関係を持つ方策を脳科学の知見に求めて、職場でのより良い人間関係の構築や営業や商品開発などに活かすといった発想で、脳科学の研究を日zネスに応用するといった次元まで含みます。

また、追々に、私の思うところをブログにアップしていきたいと思います。

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