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2025.02.28 講演_田辺三菱製薬株式会社様

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先日、2月27日に田辺三菱製薬株式会社様にて「脳科学から知るヒューマンエラー」をテーマに講演の機会をいただきました。
今回もまた新たな気づきと学びをいただきましたこと、大変ありがたく感じております。

今回の講演では、原因分析の手法をはじめ、脳の情報処理から見たエラーの構造、心理実験や動画を交えながら解説し、2時間というお時間を頂きましたので、実際の事故事例からの原因分析等も入れてインターアクティブにお話しさせていただきました。
田辺三菱製薬株式会社様は、ヒューマンエラーに真摯に向き合う姿勢を常日頃からお持ちであるうえ、メンタルヘルスの視点からも捉えようとする意識が非常に強いことが印象的でした。
そうした多角的なアプローチへの関心の高さが、当日の講演内容にもスムーズにつながったのではないかと思います。

さらに当日は、女性の参加者が多く、特に前方の座席に女性の方々が多数着席されていたのが印象的でした。
皆様が非常に熱心に耳を傾けてくださる様子からは、組織全体としてヒューマンエラーを理解し、防止策を講じようという高いモチベーションを肌で感じ取ることができました。
また、質疑応答も活発で、特にメンタルヘルス面から見たエラーの要因や、組織としての補完体制に関する具体的な質問を多くいただき、私自身も新たな学びを得る機会となりました。

講演後の質疑応答で頂きました質問をもとに、より詳細な内容を以下のブログにまとめましたのでご高覧いただければ幸いです。
(以下の質問をクリックいただきますと該当ブログへリンクします。)

質問1:ストレス耐性が低い人のストレス耐性を高めるには?~

質問2:ヒューマンエラー情報の共有と心理的安全性は両立できるのか?

「ヒューマンエラー」というテーマは、一見すると難解に感じられるかもしれません。そこで当日は、実験映像や具体的な事例を交えながら解説することで、より身近に感じていただき、楽しみながら理解を深めていただけるよう工夫しました。

近年、多くの企業様でメンタルヘルスへの関心がますます高まっています。その重要性を改めて実感するとともに、ヒューマンエラーを考える上でも、この視点を無視することはできないと感じています。

今後は、ヒューマンエラーに関する講演や研修の中に、メンタルヘルスの要素をより包括的に取り入れ、より実践的で効果的な内容へと再構成していきたいと思います。具体的には、心理的要因がエラーに与える影響や、ストレス管理と注意力の関係など、現場で役立つ知見を交えながら伝えていく予定です。

これからも、ヒューマンエラーの防止に向けて、多角的な視点からのアプローチを模索し、より充実した情報をお届けしてまいります。

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「ヒューマンエラー」に限らず、脳科学や心理学の視点を取り入れたさまざまなテーマでもご要望に沿った内容で講演を承っております。以下のエージェントを通じたご依頼も可能ですので、何かご興味やご質問などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。(各リンクをクリックすると、詳細ページをご覧いただけます。)
   ・システムブレーン
   ・講演依頼.com
   ・講演サーチ
   ・日本綜合経営協会

皆様にとって、学びがより充実し、実り多き機会となりますように。これからもどうぞよろしくお願いいたします。  

ヒューマンエラとメンタルヘルス_コギトラボ

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