2020.02.20 コロナウイルス・パニックについて、専門家や知識人の言動に思うところ…
今日、マスクが一枚もないという友人にとりおいていたマスクを2パック送りました。
私も残りは2パック。
最近のマスクはよくできていますね。
鼻のところにガードがついています。
10日前ぐらいでしょうか。
よく行く居酒屋さんでの常連さんとの会話で
「テレビでマスクは効果がないから必要ないと言ってたよ。
だから、もう私もつけないことにした。」と。
え~!!!とんでもない。
と私。
なんでも感染予防のその道のプロが言っていたらしい。
完全防御できる効果はないという警鐘を鳴らすのは必要なことだと思いますが、つけても意味がないは絶対にありえない。
ウィルスは単体で、感染するのでなく、体からでる液体を媒体にして感染します。
一番よくある媒体は咳やくしゃみの飛沫です。
もちろん飛沫よりも小さい霧状になった媒体は、マスクをすり抜ける大きさですが、それでもしないとするでは大違い。
そもそも、専門家ならば、しない場合とした場合の防御率の違いを明示して話すべきです。
いたずらに、自分の専門性を誇示する如くの言動で、人々の注目を集めて、専門家の大ナタを振り回すようなことはどうなのでしょうか。
今日のNewsを見てさらにその思いを持ちました。
非難することはたやすい。
多くの分析と時間と関係する人たちの知力と労力を
結集しておこなっていることを
ほんの2時間やそこいらの観察で
それも突然の現場訪問で
批判することは、
暴挙以外の何物でもありません。
何事も完全、完璧は難しい。
その中でも今は社会が一丸となって
最善の方策を見つけていくことが、
重要だと思います。
ルールにのっとった手続きをせず、
さらには科学的検証の手順を踏まず、
単に専門家としての知識をひけらかせて、
社会に発信する言動は、科学者の態度とは思えません。
単なる自己満足に過ぎず、何ら建設的ではありません。