うつ病とうつ状態

  うつ病とうつ状態

DN005_L for webマイベストプロ京都のブログに「うつ病とうつ状態」のことについて書きました。

こちらのブログでも少し補足しておきたいと思います。

一般に精神的疾患の診断名はアメリカ精神医学会が出している診断基準DSM-Ⅴによって下されます。「うつ病」と一口に行ってお色々な「うつ病」があり、それぞれに細かな診断基準が規定されています。

そしてそれらの基準に加えて、以下のような場合は除くといった但し書きが補足されています。

 

・症状がアルコールや薬の乱用などの物質的なものによるものではないこと

・身体的な病気(例えば甲状腺機能の低下症)によるものではいこと

・近親者の死亡などの悲しい出来事などが原因となっているとは言い切れないこと

 

また、うつ病の原因を脳の観点から考えるとうつ病は脳の中の神経伝達物質の働きが異常を来たした結果の“病気”なので、気の持ちようを変えるといったアプローチだけでは治ることは難しく、一般に投薬治療が行われます。

近年、DSM-Vの診断基準は一般の方々にも知られるところとなってきましたが、症状を呈する長さや原因について正確な診断基準が認知されないまま、「うつ病」という言葉が、誤解されて一人歩きしているような観があります。

「うつ状態」と「うつ病」を混同されないように気を付けられてくださいね。