神経心理検査

神経心理検査

nuropsy_counseling for web脳の認知機能の状態を詳細に評価し、分析するための検査を一般に神経心理検査と呼びます。

また、脳の認知機能は、高次脳機能ともよばれるため高次脳検査とよばれることもあります。

質問紙による検査もありますが、ほとんどの検査は対面で行い、質問に答えたり、絵を描いたり、検査によっては印をつける作業や、カードの並び替え、積み木などの道具を使用します。
検査時間は検査の種類によって異なり、通常、数分程度から1時間以上かかる場合もありますが、クライエントの方の状態によっても異なるため、2時間以上かかる場合もあります。

問題があるのかないのかをふるいわけるするスクリーニング検査とよばれる検査や簡単な検査はカウンセリングの時間内で行い、フィードバックすることが可能ですが、詳細な分析とまとめが必要な検査は、1週間程度の時間がかかります。

代表的な心理検査には以下のものがあります。

ミニメンタルステート検査(MMSE:Mini-Mental State Examination)
今がいつでどこにいるかといった見当識、何かを覚えたり思い出したりする記憶、計算などの問題からなり5ー15分程度でできる検査です。認知症のスクーリニングテストとしても使われます。

ウェクスラー成人知能検査(WAIS-R ,WAIS-3 : Wechsler Adult Intelligence Scale)
知能を言語性知能と、動作性知能にわけ、11項目からなる検査です。総合的な知能を検討するのに適した検査で、知能の様々な側面を分析することができます。検査には通常40分~1時間半ほどかかります。

標準注意検査法(CAT : Clinical Assesment for Attention)
注意の容量、持続性、選択的注意、注意の変換、注意の配分などの側面から注意機能全般を評価する検査です。7つの検査から構成されており、長時間の検査になるため、実施日を数回に分けたり、必要な項目のみ行うことが多いです。

前頭葉機能検査(FAB : Frontal Assessment Battery)
主に行動と感情の側面を評価する検査で対面で行う簡易な検査です。

 

その他の神経心理検査
長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
レーブン色彩マトリックス検査(RCPM : Raven progressive matrices)
ウィスコンシン・カード・ソーティング・テスト
遂行機能障害症候群の行動評価(BADS : Behavioral assessment of the dysexecutive syndrome)
ストループテスト
遂行機能障害症候群の行動評価(BADS : Behavioral
抹消課題
数唱課題(順唱・逆唱)
トレイルメイキングテスト(TMT : Trail Making Test)
リバーミード行動記憶検査(RBMT : The rivermead behavioral memory Test)
ウェクスラー記憶検査(WMS-R : Wecheler Memory Scale-Reviced)
三宅式記銘力検査(言語性記憶検査)
BIT行動性無視検査(Behavioural Inattention Test)