コギト・ブログ

2020.06.18 コミュニケーションは動物的勘を働かせる押しと引きの力関係

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会社の方と話をしていると、頑張ってメンタルヘルスをしようと先走るあまり、ちょっと失敗されているなぁと感じることがあります。
コミュニケーションの本質を理解していただくとうまくいくことも多いと思われ、今日はコミュニケーションについてちょっと書いてみたいと思います。
コミュニケーションは力関係のバランスをとる

【1】コミュニケーションは「押し」と「引き」の力関係
ともすると、コミュニケーションは話しかけることだとかんがえている方がいますが、コミュニケーションは二人の間で成り立っている
力関係です。

コミュニケーションは
相手に話す押しのコミュニケーション
相手の話を聴く引きのコミュニケーション
2種類からなっています。
押してばかりだと相手が疲れてしまいますし、引いてばかりだと相手が物に話しているような空虚さを感じます。
そもそも、中には、今は話しかけられたくないという方もいるでしょう。
あるいは性格特性として、人と話すことが苦手だという方もおられることでしょう。

まずは、「押し」と「引き」のバランス感覚をもつことが重要です。

【2】言葉よりも非言語的コミュニケーションの方が影響が強い

それから、コミュニケーションは言葉ばかりではありません。
非言語的なコミュニケーションもあります。
例えば、うなづきとか、アイコンタクトとか、身の乗り出し方とか、
いわゆるボディランゲージというものです。

私たちは無意識のうちにあての表情やボディランゲージを感じ取って、いわゆる空気を読むわけですが、コミュニケーションでも、押しと引きのバランスをとるためには、相手の話す内容だけでなく、
非言語コミュニケーションのサインも敏感に読み取っていかなければいけません。

人間は、言葉よりも相手の非言語コミュニケーションからその場の情報を無意識に読み取ろうとする脳の働きがあります。
どちらかというと非言語コミュニケーションから得た情報を信頼します。
言葉という高等なツールを使う前に、動物的勘の方が優先されるイメージですね。

コミュニケーションというと、言葉でのやり取りをイメージしがちですが、
実は動物的勘を働かせる押しと引きの力関係
ちょっとしたことを覚えておくと、人間関係をうまく切り抜けるヒントが引き出せると思い、その一つの方策として今日のブログを書きました。

この記事がどこかの方の目に留まり、より良く生きるご参考にしていただければ幸いです。

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